妄想の地図帳
 「ひぐらしのなく頃に」が好きなおっさんが、二次創作やオリジナル物語を書いたりするとかしないとか。
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ありふれた冬の日曜日 後編
皆様こんばんわ。
迂闊にも風邪など召しましてしまいました。
やあ、風邪を召すなんて、賢くなったもんです。
まあ風邪と賢さのお話は後日する事としましょう。

今日は「ありふれた冬の日曜日 後編」アップいたしました。
今回も公式掲示板への投稿品に加筆・修正を加えた物ですが、今回は大幅修正です。
特に締めの部分は魅音視点に変更し、新に書き起こしました。
全体的に恋愛色とエロスが上昇。いやん。

それでは、お時間ありましたら、その一時をお借りしたいと思います。
お楽しみ下さいませ。
『ありふれた冬の日曜日 後編 』

― 前回までのあらすじ ―

 俺が裸エプロンだ。

-----------------------------------------------

 くっそおぉ何でだっ。何で勝てない?
 さっきもやっぱり魅音は『後向き』をしていなかった。 
 俺の指をじっと見て、指を指したのと同時に、首を反対方向に向けていた。
 ………待てよ、反対方向? そういえば魅音は今まで必ず、俺が指した方向と真逆の方向を向いていなかったか。
 俺の指し方に癖があるんじゃないとしたら、もしかして……。いやまさかそんな……。
 『後向き』じゃなくてそんな事が?
 でも、でも、さっき魅音が言った「種も仕掛けもない」って言葉が真実だったとしたら……。
 もう俺に残された防御壁はスニーカーと靴下のみ。流石にトランクスを賭けて勝負はできない。できるかよ!!
 ………確かめる必要があるな。
 俺はその恐るべき仮定が真実でない事を願いつつ、ある方法で確かめる事にした。
 その方法を行なえば確実に衣服を1枚失う。
 今の俺には大きなリスクではあるが、確かめておかねば俺の貞操が失われかねない。

「くそっ。悔しいが背に腹は代えられねえ。――おい魅音。さっきじゃんけん抜きで攻撃させてくれるって言ったよな? その特別サービス受け取るぜ」
「どうぞどうぞご遠慮無く~」
 軽口とは裏腹に、大笑いを止め呼吸を整える魅音の瞳は輝きを増し、勝負士の顔に戻って行く。
「行くぞ魅音。目ん玉かっぽじってよく見やがれ!!」
「そんなとこほじれないって……。御託は良いから掛かって来な圭ちゃん」
「く……行くぞ!」
 願わくば、俺の予想が外れていて欲しい。もし俺の予想通りなら、俺の勝ち目は元々無かったような物だと言う事に……っ。 
「あっち向いて…………」
 一瞬の沈黙――そして
「ッホイ!!!!!」
 
 魅音の目がピクリと動く。――だがその顔は
 ……どちらの方向も向かなかった。

 だけど……ああだけど、『向かず』の反則じゃあ無いんだ。
 なぜなら……俺はどの方向も指差さなかったからだ。
 つまり最初に決めたルールの一つ、『指さず』の反則を俺が行なったのだ。
 俺の指は、正面の魅音を指差したままだった。

 魅音の顔は……瞳は、俺の指をジッと見つめたままだった。ワナワナと震えだす指先を、俺は抑える事が出来なかった。
 魅音は無表情のまま顔を動かさず、震える指先から視線だけを逸らし、俺の瞳に滑り込ませてきた。
 冷たく鋭い、何もかもを見通すような瞳だった。
 鷹の、目――。

「……どういう事かな圭ちゃん。『指さず』は反則で、1枚脱衣だよ……?」
「みっ魅音…… お前。お前、まさかっ。……そ、そんな、あぁっ」
「……くっくっく。そうかい、気付いたかい。圭ちゃん……おじさん言ったよね? 『種も仕掛けも無い』……ってね? くっくくく」
「う、嘘だろ……そ、そんな。そんなまさか……、そんな反射神経と動体視力っ。あり得るのか、よ……」
「クックックック……あーーっはっはっはっはっはっは! 圭ちゃん、甘く見たねえ?! そうさ、その通りだよ。あたしは圭ちゃんが指す方向を見てから反応して首を振っている。『後向き』だと言うかい?! 圭ちゃんはそう思ったのかい?! そう思ったら、その時点で指摘するってルールだったよねえ?! それを圭ちゃんは指摘しなかった!! つまり気付いてはいなかった!! なら反則じゃあない! あたしはほぼ同時に首を振っているのさ!! これはね、圭ちゃん。純粋な『技術』なんだよ!! あっはっはっはっはっは! あーーーっはははははははははははっ!」

 俺の指は徐々に床へ床へと、指し示す方向を変えていく。己の敗北を認めるかのように。
「そ、そんな……あれが、見てからの反応速度だと? か、勝てねえ……」
 俺の膝はガクガクと震え、ついにはがっくりと折れてしまった。
 両手をついてうな垂れる俺の頭上で、魅音の高笑いが響く。
 膝をついた床の冷たさはじわじわと俺の体を蝕み、、心の火は朧に霞んだ。
 勝ち目は……ない。

「くやしいが……この勝負、俺の負――」
「圭ちゃん。あたしはさ、勝利ってのが大好きでね」
「……ああ、知ってるぜ。『狙うは1位のみ』だな」
「そう。手強い相手との火花を散らすような勝負。互角の力を持った相手との勝負は何物にも替え難いね。そして最後に勝つのはあたし!」
「……く」
 何も言い返す事ができない。魅音の勝者宣言が、うな垂れる俺を打ちのめしていく。
 暫くの沈黙の後、うな垂れる俺に魅音は言葉を続けた。
「圭ちゃん。あたしが好きなのはね、『勝ち取る』勝利なんだ。『与えられる勝利』なんてまっぴら御免だね」
「……魅音?」
「私にはね、最高のライバルが居る。そのライバルはね『誰がどう見ても負けが確定している』、そんな状況でも決して諦めない。いやむしろそれどころか、『やっと勝負が始まったようだな』って目を輝かせるのさ。真っ赤な炎のようにね! 私の大切なライバルは決して諦めない! 結果を恐れずやりぬく男なんだよ!」

 うな垂れた頭を上げると、そこには魅音の右手が差し伸べられていた。
 その先に見える笑顔は勝者のそれではなく、今だ闘士としての力を携えた眩しいものだった。
 ……勝利者宣言なんかじゃなかった。
 魅音はまだまだ戦い足りないと言っている。
 ――安易な勝利などに興味は無い――
 完全に叩きのめしてやるからかかって来い!
 そう言っている!
 俺は魅音の手を取り、ゆっくりと立ち上がった。
 エプロンに付いた埃を、情けない弱気と共に払い落とす。

「っふ。俺とした事がこの程度の状況に膝を折るとはな。どうかしてたぜ。――おい魅音。俺もその男を知っているぜ? その男の前では、奇跡なんて当たり前の事なんだったな。今、その男から伝言を預かった。聞かせてやろうか」
「……くっくっく。謹んでご拝聴いたしましょうか」
「ああ。そいつが言うにはこうだ」
『与えられる勝利には興味が無いだと? 生憎だが俺が与えてやれるのは敗北だけだ! お前の敗因はただ一つ。俺の眠りを妨げちまった事だあぁあっ!!』
「――って言ってるぜ?」

 顔を伏せて俺の言葉を聴いていた魅音の肩が震えだした。
 含み笑いを漏らしながらゆっくりとあげたその顔には、不適な笑みが浮かんでいた。
 敵に回せばこれ程恐ろしく、味方にすればこれ程頼もしい笑顔は無いだろう。
「良いね良いねぇ~。そうだよその眼だよ! あたしはその眼の男との勝負を望んでいたのさ! かかって来な! まずはこの圧倒的不利な状況をどうするのか、お手並み拝見と行こうじゃないのさっ」

 そうだ。まずはこの状況を打開しなくてはならない。
 俺は今、圧倒的に不利な状況に居る。
 その上、さっきの『指さず』の反則ペナルティとして1枚脱がなくてはならない。
 これは妥当な所でスニーカーだろう。
 そうなると残る俺のチップは三枚。
 エプロンと靴下とトランクスだけだ。
 健全な青少年としてこれからも雛見沢で生きて行く為には、靴下はともかく残りの2枚を脱ぐ事は絶対に出来ない。 
 …………い、いやまあエプロンもどうかとは思うが、それでも、脱いでしまったら大切な何かを失ってしまうような気がしてならない。
 
 かたや魅音は一枚も脱いじゃいないので防御は万全。
 そしてあの恐ろしい鷹の目。
 むぅ、攻守共に最高クラスの相手に、長期戦を挑むのは愚の骨頂だな。
 仕掛けるならば短期決戦。いや、その程度じゃあ生温いっ。
 俺に残っているのは、一か八かの一発勝負。――それだけだっ!
 一撃で天国か地獄を決める。そんな舞台を作り上げなくては、俺の逆転勝利は有り得ない!
 意を決し、魅音の瞳を真正面から見つめ射抜く。魅音も俺の雰囲気が変化した事に気付き、視線を真正面から弾き返した。

「お前の言う通りだ魅音。俺はもう後が無い。崖っぷちだ。だが……いやだからこそあえてお前に提案する。次の勝負、俺が攻撃側で、負けた方が裸エプロンになる一発勝負にしてくれないか?」
「……ほっ。それはまた随分とムシの良い提案だね。――おじさんは完全防備。それに比べて圭ちゃんはもうすでに裸エプロン同然。普通に負けても次は自動的に裸エプロンじゃないのさ? そんな条件は飲めないね」
「そうだな。その通りだ。俺もこんなムシの良い提案が通るなんて思っちゃいない。だから、俺が負けた場合にのみ、さらに罰ゲームを追加するぜ」
「当然だね。……で、どんな罰ゲームをしてくれるのかな?」
「ああ……」
 ここで一つ、俺は大きく息を吸い込み、そして吐いた。
 よし、覚悟……完了っ。
「俺が負けた場合、裸エプロンに追加して『明日一日、裸エプロンに猫耳猫尻尾付きっ。そしておはようからおやすみまで丸一日御奉仕! 語尾は「にゃん☆」だ! お魎さんに会おうが茜さんに会おうがエプロンで「にゃん☆」だっ! そして1日の締めくくりにはその姿にメイドカチューシャをプラスして、入江診療所訪問!』でっどうだあっ?!」
 俺の背後で閃光が煌めき、爆音が鳴り響いた。
「……しょ、正気かい圭ちゃん? そ、そんな恐ろしい罰ゲームを裸エプロンで?! しかも1日中って……あ、明日は学校もあるんだよ?!」
「……ああ、正気だ。……正直想像すると震えが止まらねえよ。だが、今のお前に一発勝負を認めてもらうにはこの位の条件は必要だろう。どうだ魅音。俺との一発勝負……。受けてくれないか?」
 俺は真正面から魅音を見つめた。何の小細工も無い、真っ向勝負だという事を伝えたかった。
 この一戦に、俺は雛見沢での未来を……賭ける!
「これこそお前の望んだ魂の勝負だ。当然受ける! そうだな? 園崎魅音っ!」
「……いいよ圭ちゃん。乗ってあげようじゃないその勝負。一体どんな秘策を練っているのか知らないけど、おじさんには勝てないって事を、教えてあげるよ!!」
「! さすがだぜ魅音。お前なら、必ず受けてくれると信じていた。……ありがとうよ魅音」
 魅音はフッと乾いた笑いを漏らすと、人差し指を自分の唇に当て、首を横に振った。

「……これ以上の会話は無粋だよ、圭ちゃん」
「……フッ。お前の言う通りだな。……前置きは抜きだ。早速、始めようか」
 俺は人差し指をゆっくりと、ゆっくりと魅音の顔の前へと持ち上げた。
 魅音の瞳が色を変えて行く。猛禽類のそれとなった魅音が、赤い舌で唇を舐める。
「いつでも………来なっ!!」
 この指先が指し示すのは、未来か、破滅か。
「魅音……最後に一つだけ伝えておく………お前は十分、女らしいぜ。裸エプロンなんかにならなくてもな。そんな事は……分かってるぜ」
「うれしいねぇ圭ちゃん。……それが動揺を誘う策略じゃあなければね」
 勝負に徹した魅音に、一切の邪念は無い。勝負に勝つ。その事にのみ集中していた。
 俺の本心だったんだけどな。間が悪かった。口先の魔術師ともあろう者が情けないもんだぜ。

 さあお前も勝負に集中しろ前原圭一!! クールになれ!
 お前も魅音と同じ『超感覚』の世界へダイブするんだっ……!!
「じゃあ、行くぜ。………あっち向いて………」
「ホ――」


 その瞬間、俺の中で何かが弾けた。
 突如、ビデオのスロー再生のように、ゆっくりと、ゆっくりと刻まれ始めた、時の砂。
 俺の右腕は左に動き出す。それを見た魅音の顔が、俺から見て右へと動く。
 これが指の動きを見てからの反応速度? つくづく恐ろしい奴だぜ園崎魅音!
 だが俺だっていつまでもひよっ子じゃない。

 百分の一秒を、百倍の一秒に捉える、この研ぎ澄まされた集中力。
 俺はこの感覚を『知って』いる。

、俺は、この研ぎ澄まされた刹那を経験した事がある。
 ここじゃない、どこかの世界。それは俺の空想かもしれない。
 だが、確かに、紛れも無く『経験』した。
 その世界で、俺は銃で撃たれた。
 発砲された弾丸が胸に到達するまでの一瞬を、俺はスローモーションで体験した事がある。
 その時の俺は未熟で……。見る事はできても、身動き一つする事が出来なかった。そして俺は
 ――死んだ。
 そして……皆も次々と……。
 あの時の俺に、もっと力があれば……っ!

 だが見ろ! 今は違うっ!!
 魂の叫びは俺の体を突き動かし、指が走る!
 運命などただの言葉っ。従うべきは己が信念! ただそれ一つで事足りると、流れる血潮が歌い踊る!
 自らの死。そして仲間の尊い犠牲を乗り越え、俺は指す! 輝く未来を指し示す!
 全てはこの『あっち向いてホイ』の為にあった!!
 見ていてくれ皆! 俺は魅音を裸エプロンにしてみせる! 絶対だ!!
 俺のこの手がこの腕がっ……男の未来を掴みとるうぅうぅっ!!

 魅音の顔が右を向き、俺の右手が視界から消えるまで、ギリギリまで引き付けた。
 ――今だ!
 視界から消えたであろうタイミングを見計らい、俺は右手を瞬時に左から右へ振りなおした!
 俺の指が勝利のVターンを描いた時、その軌道が金色の輝きを放った。
 指先が光速に達したのだ。
 『ゴッドフィンガーK』後にそう呼ばれる漢の誕生した瞬間であった。


「――イッ!」

 ――静寂――。
 今この時、物置小屋と言う小宇宙を包むのは、二人の戦士の微かな吐息のみであった。
 勝負は終わった。
 俺の右腕は右に振られ、そして魅音の顔も『右』を向いていた。

 ……そう、このコンマ何秒か前までは……!

「……いいタイミングだったよ圭ちゃん。後指しでもなく、私の視界から消えた直後の『指し変え』。見事だったよ。私に予測さえ、されていなけりゃ……ね」
 勝負の終わりを告げるように、ゆっくりと『左向き』の顔を、魅音は俺に向け始めた。
 だが俺はその横顔に、静かに声をかける。

『賭けだった。 圭ちゃんがおてんばさんの早とちりだったなら、負けてたのは私だった』

「……何? 圭ちゃん」
『圭ちゃんはさ、この負けを誇っていいよ』
「――っだから! 何を言っているのよ圭ちゃんっ?!」
「お前が……俺を始めてライバルとして認めてくれた時の台詞さ。入部試験の一騎打ち……忘れちまったか? 俺は、覚えてるぜ」

 魅音は記憶のパズルを組み立てる。
 ……一騎打ち? 入部試験? あのガンパイじじ抜きの後の、圭ちゃんとのタイマン勝負の事なら、もちろん覚えている。
 私が聞きたいのはそういう事じゃない。
 何故、今その台詞を言うのかという事だ。
「あの勝負で俺は強くなれた……感謝しているよ。今日の俺の『勝利』は、あの勝負が有ったお陰だ」
「……勝利だって? 圭ちゃんの?」
「ああ、そうだ。……そのまま振り向いて、俺の右手を見ろ」

 あたしは言われるままに振り向き、圭ちゃんの右手を見た。
 そして――息を呑んだ。
 圭ちゃんの右腕は確かに(圭ちゃんから見て)右に振られていた。
 ――だけど……だけど、その手首だけが90度曲がり、さらにその人差し指は……左を指し示している?!

「なっ! 私の予想を見越しての……二重トラップ?!」
「――お前の、勝負士としての力量。それを認めているからこそのトラップさ……」
 そう言う圭ちゃんの瞳は優しかった。
 自らを驕り高ぶる事無く、相手を蔑む事も無い、ただただ満足げな優しい瞳だった。
 勝負が決まった後手首を返しただけかもしれないじゃないか――。確かにそれはとても容易い事。
 だけどそれは圭ちゃんには……いや、我が部活メンバーに限っては、それは絶対に有り得ない事だと言う事を、私は知っている。
 我が部活では「勝つ為には何でも有り」がモットーだ。
 勝つ為の努力ならどんな事も惜しまない。だからこそ、勝負の結果には敬意を払う。
 だからこそ、勝負の結果は絶対。
 結果を捻じ曲げるような行為だけは、絶対にしない!
 決着は――着いたのだ――。

-----------------------------------------------

「あ、あたしが……負けたっ?!」
「ああ……。俺の、勝ちだ」
「…………そうかい。……くくくっ。そうだね。おじさんの負けだよっ」
 晴れやかな笑顔でそう言うと、魅音は右手を差し出してきた。
「いやぁ~良い勝負だったよ圭ちゃん! 久しぶりに満足の行く勝負だった!!」
 ああ、良い勝負だった。俺も満足だぜ。

 ……だがな魅音。そうは問屋が卸さないぜ?
 俺は魅音の差し出した手を、ガッシリと握り返した。握手のためじゃない。

 逃がさないためだ。

「ああ、良い勝負だったな。でもな魅音。もっと楽しいのはこれからだぜ? そんな爽やかな笑顔で誤魔化そうったって、そうは行かないぜ」
「あ、あれぇ? 何かあったっけぇ? あは、あははは~はは……。け、圭ちゃん? おじさん右手が痛いなあ」
「ふふ……。ふふふふふふ。――耐え難きを耐え、忍び難きを忍び……っ。ついに掴んだぞ魅音! さああぁ脱げぃっ! お前が裸エプロオオォンだあああぁっ!! みんな! 待ぁたせたなあぁっ!」

 ビシィッ! 俺は何も無い天空に向けて左の親指を立てた後、人差し指で魅音のおでこを突き刺してやった。魅音はふえぇと言いながら後ずさる。
「だから皆って誰よぉ!」
 皆! 俺はやったぜ!! 待ぁたせたなあっ!


  羽入は、一瞬自分の事が圭一に見えているのかと思ってビックリしましたが、どうもそうじゃないようです。
  圭一は羽入よりももっと遠く……どこかもっと遠くの……そして沢山の仲間達に、自分はやり遂げたと言う事を伝えている様でした。


「あ、あわわわ。け、圭ちゃん落ち着いて。お、おじさん達はまだ○学生だよ? や、やっぱりそう言うのはマズいんじゃないかなあ?」
「俺をここまでひん剥いた上に、オプションまで着けたお前が言う事か。さあ脱げポロッと脱ぎませぃ! そして俺の服を返せ!」
「けけケケ圭ちゃん待った待った! 待った圭ちゃああぁんっ」
 魅音がズリズリと後ずさるが、二人の距離は離れない。
 ジタバタと暴れる左手もムンズと掴み、バンザイの姿勢で、ついに俺は魅音を壁際まで追い詰めた。
 魅音の背中が壁に当たり、どこかの棚から何かが落ちた。
 カランカランと乾いた音に、ビクリと肩を震わせる魅音。
 思いの他近い位置に、魅音の顔があった。
 背後の蛍光灯が作り出す俺の影が、魔獣の様に魅音に覆い被さっていた。
 互いの吐く白い息が溶けて混ざり、俺の鼻腔を湿らせる。
 何か言い様の無い高揚感が、背中からゾワリと這い登って来るのを感じた。
「は……はっはっはっはっ! どうした魅音、もう逃げ場は無いぞ~? ほぅれほれ、観念してもらおうか」
「圭ちゃん待って、待ってよっ。ここ、怖いよ圭ちゃん! ……うぅ……ちゃんとするから……待ってよぅ」
 
 先程までの鷹の目の勝負士は、もう何処にも居なかった。
 その瞳は自信を失い肩をすくめ、まるで小動物の様に震えていた。
 気が付くと、鼻先が触れ合わんばかりの位置にまで、俺は魅音に顔を摺り寄せていた。
 ……おい、落ち着けよ俺。ちょっと調子に乗りすぎだ。慌てて魅音の両手を離す。
「す……。すまん魅音。ちょっと調子に乗りすぎた……は、ははは」
 そりゃそうだよな。……よく考えたらこんな薄暗い密室で、女の子が男に壁際に追い詰められたら怖いに決まってる。
 そうだよ、こいつも女の子だろうが。
 どうしてこう魅音相手だと、悪ノリし過ぎちまうんだろうな。
「……えと……とっとりあえず俺の服は返してもらうぜ?」
 俺はとりあえずズボンだけでも履こうと思い、魅音から体を離した。
 ――いや、離そうとした。離せなかった。
 魅音が、俺のエプロンの端を、人差し指と親指で摘んでいる。
「魅音?」
「……あの、えっと……圭ちゃん。ゴメンあたし……その、ちゃんと……ちゃんとやる、から」
「――――えぁ?」

 心臓がひとつ、大きく跳ねた。
 俯き節目がちに見つめる魅音の顔はほんのりと羞恥に染まり、色を帯びていた。
 たまに見せる魅音の二面性が、俺は苦手だ。
 普段は男友達の癖に、たまに女の子な素振りを見せられると、どうしても戸惑ってしまう。
 普段ですらそうなのに、今の魅音は……女の「子」を、超えていた。
 心臓が血液を必要以上に送りつけて来る所為で、上手く……うまくしゃべれやしないしゃべれない。
 口先の魔術師最強の武器は、思考と共に封じ込められた。

 俺が硬直している間に、魅音は着ていた藍色のピーコートをスルスルと脱ぎ始めた。
 衣擦れの音が、ひどく他人事の様に聞えていた。
「でも……は、恥ずかしいから、さ。その……圭ちゃんの前でだけ……だよ」
「ぇ、あ……。あ? あ、ああ……っ」

 コートの下から、縦ラインの入ったオレンジ一色のタートルネックセーターが現れた。
 タイトなタイプで、体にフィットしたシルエット。
 当然の様に強調された大き目の胸が、それ以上にウェストの細さを際立たせていた。意外だった。
 腰をすっぽりと隠す程の長めのセーターはワンピースの様で、その下から健康的な脚がスラリと伸びていた。
 細くは無いけれど減り張りの効いた脚を、紺のブーツカットジーンズが包んでいる。
 俺の目は、魅音に釘付けにされた。
 爪先から頭の天辺までを、食い入るように睨め付けていた。
 正直、イヤラシイ目付きだったんじゃないかと思う。……しょうが無いじゃないか。
 そんな淀んだ視線を遮るように、脱いだピーコートを、魅音は俺の頭にボスッと被せた。
「そそ、そんなに見、見つめ、ないで……よぅ」
 ピーコートの隙間から見える魅音は、薔薇の様に真っ赤な顔で、拗ねた様に唇を尖らせていた。

 頭に血が上る。
 それは比喩表現じゃないって事を、知った。
 視界が狭い。
 喉が渇く。

「う、上着脱いだだけなのに……へへ。な、なんだか恥ずかしいね……」
 恥ずかしそうに俯きながら、長めの袖に半分隠れた掌をキュッと握って、魅音が言った。
「う……ぁ、お、俺……は」
 喉が――声がでない。
 俯いた魅音も、声を潜めた。
 
 訪れた沈黙に耐えかねたのは魅音だった。
 突然早口で捲くし立てる。
「けっ、け圭ちゃんは平気なんだよね! は、はははっ! あぁあ、じゃじゃっじゃあセーターもぬ、脱いじゃうね! ね!」
 硬直していた俺の頭には、魅音の言葉は断片的にしか届いてこなかった。
 セーター? 脱ぐ……?

 魅音はセーターの裾を、両手を交差させて掴んだ。
 少し戸惑った後――するすると裾を上に持ち上げて……脱いだ……セーターを。
 タートルネックが首を通す時に顎に掛かり、魅音は小さく「んっ」と呻いた。
 乱れた髪を整えようと首を左右に振り、ポニーテールが揺れた。
 その下に、いつもの黄色いTシャツを魅音が着ていなかったら、心の中の何かの鎖が千切れていただろう。 
 ……脱いだセーターはまだ両手に絡んでいて、まるで拘束されている様に見えた。
 必然的に腕に挟まれ左右から押し潰された胸が、暴力的な質量を湛えている。
 
 頭の中は真っ白にショートした。
 鳩尾の辺りに、何か……上手く言い表わせない、何かドロドロと黒くて熱い塊が渦巻いていた。
 魅音相手なら全然平気なんじゃなかったのか俺は?
 硬直しちまった俺は、魅音から目を離す事が出来なくて――

「……圭ちゃん……あ、あの……お願い……」
 消え入りそうな程か細くて、潤んだ音色で、魅音がお願いと囁いた。
「あ……? あぁ、な、何だ……?」
「お願い……。後ろ、向いてて。や、やっぱりその……は、恥ずかしいから……」
「あ、あ? ――ああ! あ、すっすまねえ!」
 そう言われてやっと魅音から視線をそらす事ができた。
 絶対に見せられないと誓っていた背中を、俺はあっさりと魅音に向けた。
 でもだめだ。魅音の姿が目に焼きついて離れない。
 振り向いたのも束の間、一回転して俺はまた魅音を真正面から見つめた。
 いや、正直見えてるのか見えて無いのか良く分らない。
 顔が、熱い。耳が焼ける。
 驚いてポカンと口を半分開けている魅音の顔も、同じ熱を帯びていた。 
「みみ、魅音。あ、あのさ……お、お、俺」
 何を言おうとしているのか、自分にも分らなかった。
 でも、何か言わないと耐えられない。それは分った。  
 その俺の言葉を――魅音が遮った。
「圭ちゃん。『試合に負けて、勝負に勝つ』って言葉、知ってる?」

 いつもの声だった。
 そう――『いつもの』魅音の声だった。

「え? 魅音??」
 いきなりの意味不明な魅音の発言と声音に俺が戸惑って居ると、突然背後の入り口がガラガラッ! と開け放たれる音がした。

 え? ……入り口??


「二人とも大丈………………けっけけけっ! 圭一さんっ(くんっ)?!」


 ハモッたこの声……レナと沙都子?!
 俺が振り向くと、そこにはスコップを手にした沙都子とレナ、それに梨花ちゃんが入り口の雪を掻き分け勢ぞろいしていた。
 
 いつの間に?! いつの間にあの雪をいつの間に掻き分けたんだ?!
 い、いや助けが来たんだ。喜ぶべき所だぞ俺! 
 落ち着け俺。いつまでもピンク色にのぼせてたら、皆に変な誤解を受けちまうぞ。
「おっ……おおっ! た、助かったぜ皆。い、いやぁ~いきなり屋根の雪がさ――」
 色んな意味で焦っちまっていた俺の声は、激しく裏返りまくった。
「ちっ! 近づかないで下さいませこのケダモノっ! 魅音さんっ。魅音さん無事ですの?!」
 最高の作り笑顔で手を振りながら皆に歩み寄ると、なぜか沙都子に罵倒された。
 ケ、ケダモノ??
「……圭一君。どういう事か説明してくれるのかな? ……かな?」
 わぁ、レナが怖いよ? な、なんで?
 いやそりゃ皆を心配させたのは悪かったけど……な、何で『俺だけ』責められてんだ?
 元はと言えば魅音がソリを取りに行こうと言い出した訳で……。
「み~……。圭一は密室で女の子と二人きりになると、服を脱ぎ捨てて襲い掛かる野獣なのですか?」
「な、なに? 梨花ちゃん何を言って………………あはぅあっ!!」


 しっしまったぁあああああ! そうそう、俺様って今っ! パンツ一丁でエプロンしてる超絶紳士じゃんっ!


「いっいや違うっ違うんだレナ待て落ち着け話し合おうっ! さ、沙都子お前コラ後ずさるなっ。梨花ちゃん違う誤解なんだ! その憐れみの目はやめてぇ」
 やばいヤバイぞぅ、やばいって! 梨花ちゃん沙都子は良いとして、

 レナがなんか怖い!

 まさに蛇に睨まれた圭一。これも比喩表現じゃ無いって事が分かった。
「くっくっく。だからおじさん言ったよ? 試合に負けて、勝負に勝ったってね」
「み、魅音?! お前っ、まさか皆が助けに来ている事に、気付いていたのか?!」
 いつの間にか魅音は、いつものおじさんモードに戻っているじゃないか。
 いや……いやまさか……最初からあの乙女モードは……演技だったのかっ。
「ハートは熱く、頭はクールに。勝負の鉄則だよ? 雪を掘り起こしてる音、やっぱり聞こえてなかったんだねぇ。くっくっくっく!」
 魅音はケロッと言い放ちやがった。
 何と言う狸っぷり。いつの間に梨花ちゃんの特技を習得していやがったのかっ!

「うぅっ、謀ったな魅音んっ! ――いぃ、いやとりあえず今はそれは問うまい。早くレナの誤解を解いてくれっ。このままじゃ俺はお星様になっちまう!」
「分ぁかってる分ってるってぇ。任しといて。ちゃんと説明してくるから」
 一つウィンクを飛ばし、魅音はレナに駆け寄っていった。
 助かった……。とりあえず一命はとりとめ――
「怖かったよぅレナぁーっ。圭ちゃんが、圭ちゃんがいきなりあたしの胸にっ。うああぁん!!」
 ――そうそう俺がいきなりお前の胸に 

「……はあぁっ?! ちょっ、み、魅おっおまっ……裏切ったなあぁ!!」
 レナに抱きついて泣き真似をしていた魅音は、俺のほうにそっと振り向きニヤリと笑いやがった。
 なんて事をしてくれるんだ魅音……。
 この状況、この展開。
 どう考えたって俺の言葉に信憑性なんて……皆無。
 何処の世界に、裸エプロンの紳士の言葉を信じる女の子が居ようか。
 勇気を出して、恐る恐るレナの顔を見た。

「……圭一君は魅ぃちゃんに何をしたのかな……かなぁ」
 ――あ、レナが仁王像の真似してるぞぅ。わあ、顔がソックリだあ。
「ひぃっ! ま間マ魔っ待て待てレナレナレナさんッ! せっ説明する! 説明するからとりあえずその振り上げたスコップを降ろして下さいませんか……っ」
 俺の足は、生まれたての小鹿のように震えていた。
 ……母さん。今まで育ててくれて、ありがとう。僕は先に逝くかも知れない。

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 圭一が必死でレナに命乞いる様を沙都子と一緒に傍観していると、背後から羽入が駆けて来た。
「あ~う~。みんなぁ~」
 まるでウル○ラマンが怪獣を倒した後にやってくる隊員みたいね。
「あ、羽入。今まで一体何処に行っていたのですか」
 などと白々しい事を言いながら私は羽入と合流した。さあ色々と報告して貰うわよっ。 
 コソコソと私は羽入を問い詰めた。
「ちょっと羽入、流石にいきなり圭一の縞々パンツが目に入ってきた時にはビックリしたわよ? まさかあのバカ順序って物を考えずに、いきなりあんな事やこんな事を? ある意味男ね」
「あうあぅっ。ちょ、ちょっと落ち着くのですよ梨花。……残念ながら今回の圭一は全然駄目駄目ヤローなのですよ。あう~~」
「駄目? オットセイがおっきしな――」羽入にガバッと口を押さえ込まれる。
「りりり、梨花っ。あんまりキャラクターに無い事は言っちゃ駄目なのです!」
「――そ、そうねごめんなさい。ちょっと縞々パンツに興奮しすぎたわ……ふぅ。もう大丈夫。さあ報告をお願いよ」
「はいなのです。あのですね、最初は中々良い感じだったのですけど――」
 羽入の報告を聞き始めた時、納屋の中から何だか猫が尻尾を踏まれたような、ぎにゃーと言う憐れな悲鳴が聞こえてきた。
 さよなら圭一。とりあえず報告を聞き終えたら助けてあげるから、それまで生きてて。

 --------------------------------------------------------------------------------

「じゃあね魅ぃちゃーん。また明日~」
「部活は出来ませんでしたけど、楽しい一日でしたわ~」

 夕焼け空に、蜜柑の様な雲がゆっくりと流れて行く。
 オレンジ色に染まった皆を、あたしは手を振って見送った。はちきれんばかりの笑顔で手を振るレナ。
 楽しそうに手を繋いで帰るレナと沙都子とは対照的に、梨花ちゃんと羽入は何だか少し寂しそう……と言うかガッカリしている様子だった。
 二人ともガックリと肩を落としちゃって。
 ソリ勝負、そんなに楽しみにしてたのか……。悪い事しちゃったよ。
 ゴメンね梨花ちゃん。羽入。
 でも、ピクリとも動かなくなった圭ちゃんに「この甲斐性無し」とか何とかしきりに言ってたけど……?

「バイバイみんなー。その『圭ちゃんだった物体』も、ちゃんとお家に届けといてよねーっ。あっひゃっひゃっひゃ!」
 ボロ切れみたいに引き摺られて帰っていく圭ちゃんが可愛いなあ。
 
 あ――うちで手当てするとか言って引き留めれば良かったかな?
 そうしたら、もうちょっと一緒に居られたかも。
「……なぁんて、そんな事言う勇気ないよね。あたし」
 ヒラヒラと振る手がへにゃりとしな垂れる。
 自分の独り言の所為で、ちょっと寂しい気分になってしまった。
 実際今日は圭ちゃんにアプローチする、最高のチャンスだった。それは間違いない。
 なのにあたしと来たら……

 一対一の勝負だよ。
 勝負してどうすんのよあたしの馬鹿馬鹿! しかも、ものスッゴイ真剣勝負。
 いやぁ、楽しかったなぁ…………ってそうじゃないでしょあたしの馬鹿ーっ!
「……おまけにさ、明後日のバレンタインのチョコ。あんなうやむやに渡しちゃって……」
 そうなのだ。
 あのチョコは、本当は明後日のバレンタインデイ用に作ったチョコレート。
 でも学校では皆の目があって、渡すチャンスが無いかも知れない。
 だったらちょっと早いけど今日うちで遊ぶ時に、二人っきりになれる時間を作って渡しちゃえ!
 ……っと思ってたんだ。本当は。
 ソリを取りに行く所までは、計画通りだったんだけどなぁ……。とほほ。
 足元の小石を蹴飛ばした。
 小石の転がる音があたしの記憶のスイッチを押し、あの時のシーンが蘇る。

『みみ、魅音。あ、あのさ……お、お、俺』

 真っ赤な顔でうろたえながら、うわずった瞳であたしを見てた圭ちゃん。
 あんなの見たこと無い。
 ――うぅん違う。
 あたし……圭ちゃんにあんな風に
 ――見て貰った事、今まで無かった。

 でも、あたしは今日も臆病者だった。
 恥ずかしくって「試合に負けて勝負に勝った」なんて、おちゃらけて逃げた。
 いつも通り……。

 あの時、黙って見つめてたら、どうなってたのかな? 
 あの時、皆が来てなかったら、圭ちゃん、何て言うつもりだったのかな?
 
 ちょっとは……女の子として、見てくれたかな……。

「――ええい、うじうじするな園崎魅音っ。まだまだチャンスはあるんだから!」
 胸の前で、グッと握り拳。
 そうだぞあたし。元気出せっ。
 とりあえずはチョコレート! 明後日までに今日のよりも、もっともっと美味しいやつ作れば良いじゃん!
「そんでもって今度こそちゃんと圭ちゃんに、ちゃんと渡すんだっ! …………って、出来るかなぁ~。とほほ……」


 今日も浮いたり沈んだり。園崎魅音はいつも通り一生懸命、右往左往しています。
 ありふれているけど、楽しい一日が今日も過ぎていく。
 不器用で素敵な二人に『六の目』あれ――。


 <だいぶつさんにイラスト頂きました! 二日後の二人>
明後日


 ―― おわり ――
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この記事に対するコメント

はじめまして。
以前にも作品を拝見したことがあったのですが
読み直してみてもとても面白かったです。
メンタルバトルっぽいの大好きなので、とても楽しめました。
圭一も魅音も可愛いかったですし!
ボロ切れ(中略)可愛いなあ。っていうのが魅音らしくてとても好きです。
加筆・修正、おつかれさまでした&体調の方早くよくなりますように*
【2008/02/09 02:25】 URL | しゆ #SFo5/nok [ 編集]


>しゆさん
はじめまして! cvwithと申します。よろしくお願いしますね。
体調にまで気を使っていただき、感謝の極みです。どもです!
楽しんで頂けて、何より嬉しいです。
以前にも読んで下さった方に、面白かったよと言って頂けると加筆・修正した甲斐があったなあ……と、しみじみ思ってしまいますね(笑
コメント有難うございます! 感謝!
【2008/02/10 00:37】 URL | cvwith #- [ 編集]

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岡山に生息。
カレーは混ぜてから食べる派です。
「ひぐらしのなく頃に」の二次創作を中心に、ショートストーリー(SS)を書いています。
「うみねこ」もちらほらとやってます。
いずれオリジナルも書いてみたいと野望を持っております。

メアド : kdksf1@mail.goo.ne.jp
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感想・ご意見・イラストなど随時激烈に大歓迎中です!



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